2016-11-25

会話美人とは?荒井さち重さんライブレポート

「女の可愛いって、あてにならないよね」
って言われるかもしれません。
けど、わたしが男だったら一生一緒にいたいと思うくらい、
さっち〜さんは
可愛かったし
面白かったし
やさしかったです。

今回は、先週、目黒Blues Alley Japanで行われた荒井さち重さんライブで感じたことをシェアします。

「さっち〜さんの話を聞くと元気になるから、ライブも行ってみようと思って」

ライブに行ったきっかけは、こんな友人の言葉でした。

私は10年ほど前、ライブハウスに通っていた時期があります。バンドをやっていた友人の応援をはじめ、高円寺から吉祥寺辺りの小さなライブハウスに足を運んでいました。どんな歌が好きだったかというと・・

歌の上手さは1mmも気にしたことがありません。

共感できるような
燃え上がるような
寂しくなるような

自分の日常のような
それでいて非日常のような
友人のように隣にいてくれるような

そんな歌が好きでした。

私は80年代アイドルの歌が本当に好きなんです!by さっち〜さん

さっち〜さんはステージの上でアイドルのように輝いて、

でも、昔聴いていた歌のように、自分のことをわかってくれるようなメッセージをくれ、なんて気遣いのある方だろうと驚きでした。

そのころ、やっていることにダメ出しがあったり、新しいことに挑戦して余裕がなかったりというタイミングもあって、さっち〜さんからかけてもらった言葉は特別、あったかかったです。

live

言葉にしない思いを言葉にしてくれるひと

言葉を選ぶお仕事をされているからか、
沢山のご経験があるからか、
目と目で通じ合うみたいに
自分のいいたかったことを代わりにいってくれました。

思いやりをもって発せられたメッセージには
どんなテクニックも及ばない魔法の力があります。

自分を強く持っている方だけれど
相手を尊重してくれ
言葉にしない言葉を返してくれるひと。

触れるだけで、学びを得られます。
さっち〜さんご自身が
学ばれている方だからでしょう。

ああ、こんなふうでなくちゃ。

そう今気づけてよかったです。

今はアイドルとメッセージの交換ができる時代かもしれません。
でも、こんなふうに相手をちゃんと見て
一人ひとりに合わせた気遣い、並大抵ではできません。

誰もが自分のことでいっぱいいっぱいだし
普通、誰も教えてくれません。
ひとにしてもらったことから学び
相手の状況を想像するしかないのです。

さっち〜さんからメッセージを受け取って以来、
「自分はさっち〜さんみたいに気遣いできていたかな・・」と反省の日々。

日常とのコントラスト

ライブに100回は行っているけれど、女の子のライブを見にいったのは初めてでした。

初の女性ライブ、さっち〜さんは可愛かったし会場は笑いの渦でした。
「なぜ皆、笑っているの?」ってさっち〜さんはいったけれど
いつも、こんな微笑ましい笑いの渦が起きているのだろうな。

live

でも私は最初っから涙がダーダーと出て
「なぜ泣いてるの?」って隣のお姉さまにびっくりされ、自分でもびっくりでした。

きっと、さっち〜さんが怒られているところを見たことがあるからです。

さっち〜さんは怒られたことをちゃんと改め、その方と仲良しなことを心からすごいって思ったし
ステージ上の素敵な姿に気持ちがいっぱいになりました。

年のせいか秋のせいか、よく涙が出ます。でも、何でもかんでも涙もろいわけではありません。先日参加したセミナーで人生を考えさせるような話を聞いてボロボロ泣いているひとがいたけど、私は泣けませんでした。不感症にはなりたくないですが・・

なぜだろう?って考えると
セミナーで泣いていたひとにとっては今その話を聞くことが必要で、
自分はさっち〜さんのライブを体感することが今必要だったのだろう、と思います。

ライブの楽しみとは?

80年代アイドルの歌。
あなたはどんなふうに聴くでしょう?
華やかなころや、色あせたものを想ってみる。
ただただ楽しく聴く。
いろんな楽しみ方があります。

けれど、この日自分にとって、歌はどうでもよかったです。
昔、メロディの中の歌詞を聴くことが好きだったけど、
歌詞もどうでもよかったです。

なぜか?っていうと、さっち〜さんの日常に感じる「想い」を聴くのが一番、面白かったから。

arai_sachie

さっち〜さんがアイドルの歌を歌い続けてきた歴史とか、
なぜ応援者が多いのかわかるようなMCとか、
普段何をやって、どんな想いで仕事しているのかとか、
そんなことをお話をしてくれたことが一番、印象深いです。

「本気の応援と残念な応援」についても、心から共感でした。内容はそのままです笑

とはいえ、ステージも楽しかったです。印象的だった80年代アイドルソングカバーは松田聖子さんの「赤いスイートピー」と伊藤智恵理さんの「夢かもしれない」。渡辺美里さんの「My Revolution」。

昔聴きにいった青春パンクとは違う世界だけれど、さっち〜さんの生き方はパンクでかっこいいです^^

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荒井さち重さんの著書『荒井さん、絶対に無理ですよ』の中で好きな言葉は「自分が信じられていないことが、叶うはずがない」。本当にそう。だから、あなたも根拠のない自信を持ちづつけましょう^^♪

そしてまた日常へ

日常を感じながら非日常の音楽を聴くことのしあわせ。
人とつながるしあわせ。
そしてまた一人、もとどおりの日常です。

「脳をいつもと違うことに切り替えてあげると、脳が若返って若返るんだよ。 by 遠山」

治療家の先生がこういっていたけれど
日常と全く違う世界に行ってみることは良いですね。

あなたも頭を使いすぎたり、気を使いすぎたり、
沢山のことを抱えすぎていたりしていませんか?

脳のリフレッシュにぜひ、あなたも会話美人さっち〜さんのライブに足を運んでみてください 。

P.S.

さっち〜さんのライブは、ただただ楽しいです。特に、ご自身が発信されたりモノを売ったりされている方には、学ぶところが大きくオススメです。(トークも学びになるけれど、CD・グッズが早々に完売していました!さっち〜さん応援団の方、すごい販売力です〜)

idol-night_poster

「80年代アイドル大特集な夜!」

80年代のヒットソングばかりのライブです。

11月25日(金)
荻窪ルースター

19時開場
1st 20時〜
2nd21時半〜

CHARGE:2500円

荒井さち重(vo)
長澤紀仁(g) 赤石香喜(pf)
岩佐真帆呂(sax) マツモニカ(hrm)
ぶちかま志郎(b) 大西英雄(ds)

聖子ちゃん、明菜ちゃん、キョンキョン、
伊代ちゃん、桃ちゃん、ナンノand more

さっち〜さん秋まつりを兼ねて
激コア・アイドルソングも歌われるそうです(^^)


荒井さち重(さっち〜)プロフィール

arai_sachie

あらい・さちえ●ヴォーカリスト、作詞・作曲家、昭和歌謡歌手。

幼少の頃からアイドル歌手に憧れるも、オーディションに次々と落ちまくり 「可愛くないとアイドルにはなれない」と中学生の時に気づく。実力をつけ、 勝負は大学卒業後だと思いSHOW-YAのコピーバンドなどしながら普通に過ごす。

周りに流され就職活動をしてしまい映画制作配給会社の東映株式会社に入社。 会社員になるが、元旦に交通事故に遭い一命をとりとめる。一ヶ月半の入院 生活中「自分は死なない」と思っていたが、いつまた死にそうな目に遭うか わからないことを悟り「いちばんすきなことをやろう」と再び音楽を始める。

はるな愛さんと夜中のバラエティ番組でアイドル対決をして自身のブログが 炎上したり、色物役でテレビドラマ出演、メイド服でスカパー番組の司会等 B級タレント化し、どんどん自分の理想像から離れていくことに思い悩み、 本名の「荒井祥恵」から「荒井さち重」に改名し、活動をリセットする。

現在は「女・綾小路きみまろ」などとからかわれながら笑い溢れるステージ を展開。オリジナルソング、昭和歌謡曲ステージを日本とアメリカで公演。 歌謡曲ビッグバンド(「8時だヨ 全員集合!」「ザ・ベストテン」にでてき たような管楽器がたくさんいるバンド)で全国ツアーをすることが目標。

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