2020-07-11

【ゆるキャラグランプリ①】うさぎのおめめ「ラビイとビット」出場までの道のり

「ゆるキャラグランプリ2020ファイナル」。
双子のうさぎ〈ラビイとビット〉がエントリー中です。

〈ラビイとビット〉エントリーページ

ゆるキャラグランプリに参加したかったのは
キャラクターオーナー・高橋さんより、
私だったかもしれません。

そもそも〈ラビイとビット〉は
ゆるくありません。

RabyBit企画制作:オフィス・ランテ

2014年から小学館『めばえ』『もうすぐようちえん』
付録DVDにアニメ収録されている
とっても真面目なキャラクターです。

「ラビイとビットの着ぐるみを作って
ゆるキャラグランプリにエントリーしませんか?」

そう提案したとき
「ラビイとビットはゆるキャラじゃないから・・」
そう言われるんじゃないか?ヒヤヒヤしましたが
思ったより すんなりOKをいただきました。

おそらくオーナーの気持ちは
「よく分からないけど、金光さんがそんなに言うなら、、
着ぐるみはいつか作りたかったし
可能性があるなら、やってみよう」
そんな気持ちだったと思います。

着ぐるみ発注までの道のり

ゆるキャラグランプリが今年ファイナルと知ったのは、4月。
着ぐるみのサンモルドさんに
見積もりを出していただいたときのことでした。

ゆるキャラグランプリHPには
こんなストーリーが書かれていました。

 
2011年「くまモン」のグランプリで幕を開けた「ゆるキャラグランプリ」ですが、本年をもちましてファイナルとさせていただきます。

思い起こせば「くまモン」がグランプリを獲得した2011年は、その年の3月に発生した東日本大震災によって、日本はおおきな悲しみに包まれていました。
地震、津波だけではなく福島第一原子力発電所の事故によって、いつ収束するともしれない不安な日々を過ごしていました。

あれから9年。

2020年は東日本大震災からの復興を全世界にアピールするためにありました。この9年間の私たちの努力は結実し、日本は輝かしいオーラを纏っていると信じて疑いませんでした。
ところが、そんな私たちをあざ笑うかのように起こった新たな試練。もしかしたらこれは私たちの慢心に対する戒めなのかもしれません。

2011年の時もそうでしたが人間の持っている免疫力は、心の有り様によって、強くも脆くもなるものです。夢を持って、前を向いて、ゆるくて面白いことを、「ゆるキャラ®グランプリ」を、さあ、一緒に盛り上げましょう!
THE FINAL COUNTDOWN!

コロナで自粛のなか
ゆるキャラグランプリが大震災のあった2011年、
「くまモン」グランプリで幕を開けたことに
励まされる気持ちになりました。

2月の身内の不幸以来、ココロも身体も本調子でなかった私は
自身の免疫力を上げるためにも、
周りの人と一緒に前を向いていきたい!
そんな夢を見たのです。

OKをくださったオーナーの決断を、
ありがたく受け止めています。

「コロナでどうなるかわからない今、
着ぐるみ作るって意味ないんじゃないの?
もっと慎重に・・」
そういう声もあるかもしれません。

けれど、あえて「今」作って
夢を見ながら目の前の山積みになっている課題と向き合っていく。

うまくいけば、ラビイとビットを応援することで
企業団体、業界、日本を応援することができるかもしれない。

あなたも経験あると思うのですが、こういう瞬間は
「実現しちゃったらみんな喜ぶだろうな」
という、ワクワクした気持ちです。
理想を思い描き妄想しているので、
どこまでもプラス思考です。

さらに、「今作るの?」という問いに対し

「そこがいいんじゃない!」

と、心の声が囁きました。

これは、ゆるキャラの生みの親・みうらじゅんさんが
ゆるキャラをステージにあげて紹介している最中
「観客は喜んでいるのか?」心配になったときなどに唱える呪文です。

「そこがいいんじゃない!」

人はよくわからないものに対して、
すぐに「つまらない」と反応しがちです。

しかしそれでは「普通」じゃないですか。
「ない仕事」を世に送り出すには、
「普通」では成立しません。

「つまらないかもな」と思ったら
「つま……」くらいのタイミングで、
「そこがいいんじゃない!」と全肯定し、
「普通」な自分を否定していく。

そうすることで、
より面白く感じられ、
自信が湧いてくるのです。

出典:『ない仕事の作り方 / みうらじゅん著

「そこがいいんじゃない!」
というのは、気持ちを奮わせるための力技かもしれませんが・・

結局は、たとえコロナ自粛ムードだろうが不景気だろうが
今あるリソースをどううまく活用するかにかかっている。

オーナー高橋さん、劇団マネージャー石村さん、師匠から
そんな気づきをいただきました。

今、私にできることは
自分が見てきたことや聞いたことを伝え、
自分のリソースを使って応援、発信すること。
そう思って、この記事を書いています。

「ラビイとビット」着ぐるみ製作進行

エントリー確定まで
まず参加できるのか?心配でしたが、
なんとかする、という気持ちもありましたし、
着ぐるみを作る過程はとても楽しかったです。

最中の瞬間は余裕がないときもありますが、
不安と安心の狭間が一番ワクワクしますもんね。

着ぐるみ製作は、
服はえんぷくなのか?Tシャツなのか?
ラビイとビットの口は開いているのか?閉じているのか?
そんな検討から始まりました。

RabyBit企画制作:オフィス・ランテ

服は、いつの時代もどこの国でも普遍であるだろうTシャツ。
口元は、機能面からも開いている方になりました。

着ぐるみが話したり歌ったりできるよう、ボイスチェンジャーを付けたり、
ダンスが踊れるよう、足の長さを検討いただいたりしました。

着ぐるみ屋さんのハイテク技術は初めて見るもので
画像を披露したいところですが、今回は端折ります。
(いつかメイキングをお見せできる時が、あるかもしれません)

最終形がどうなるか?
最初いまひとつわからなかったのですが、
だんだん完成が見え、可愛いキャラクターが出来上がる様子に
励まされる思いでした。

着ぐるみ屋さんの
作りたいものをドンピシャで具現化する技術はさすがですし、
心を込めて製作いただけていることに
気持ちが温かくなりました。

「着ぐるみだんだん似てきましたね。
最初は少し心配しましたが、これで安心しました。」
そうオーナーが言ってくださり、
私も着ぐるみ屋さんもホッとしました。

ラビイとビットは、ゆるキャラグランプリに無事エントリー。
オーナー・協力者・着ぐるみ屋さんのおかげです。

かくして、7/1「ゆるキャラグランプリ2020」投票が始まりました。

ゆるキャラグランプリのスタート

◉ご当地キャラ:394体
◉企業・その他キャラ:293体
計687体の参加です。

投票はそれぞれの部門で行われ、
ラビイとビットは企業・その他ゆるキャラにエントリーです。

yuruchara_raby&bit

 

これを書いている7/10現在は174位。
「1アドレスにつき1日1投票」ができ、
皆さまから現在87PTいただいています。

まずは100位を目指しましょう、と
劇団マネージャー石村さんと目標を立てました。

【ゆるキャラグランプリ②】うさぎのおめめ「ラビイとビット」のコア・メッセージ へつづく

*

〈ラビイとビット〉はゆるキャラグランプリ100位以内を目指しています。
今後、子供たちにメッセージを伝えていけるよう、
あなたのお力を貸していただけたら嬉しいです。

▶︎ゆるキャラグランプリ・ラビイとビットエントリーページ
▶︎ゆるキャラグランプリ公式サイト
▶︎うさぎのおめめYouTubeチャンネル

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