コンテンツマーケティングの全体像を知ろう!
コンテンツマーケティングの全体像の図を作りました。
(海外サイトの図の日本語版がなかったので作りました。引用元:B2B Content Marketing – 10 Fantastic Examples)
これを見れば、あなたのマーケティング活動がどのくらい結果に結びつくか、大体わかるのではないでしょうか?
私は過去、WEBマーケティングの全体像がわからず失敗してしまった経験があります。
‘SEO対策ライター’としてブログを書き始めたとき、「君は注目は集められても制約に結びつかない」とインフォマーケターの社長にいわれたのです。「人の性質は変えられない。だから、そのままでいい」といってもらいましたが、悲しくて悔しくてブログの書き方を変えてしまいました。
コンテンツマーケティングの全体像がわかっていれば「自分のしていることはここの部分だ」と分かり、悩むことはなかったと思います。
これは、
- どういった手法が顧客の注目を集めるのか?
- どういった手法が購買に結びつくのか?
- 感情的コンテンツと合理的コンテンツの違いは何か?
を確認するための地図です。あなたのマーケティングの参考にもなれば嬉しいです。
コンテンツマーケティングの位置付けとは?
コンテンツマーケティングとは、ユーザーにとって価値あるコンテンツ(情報)を提供し続け、検索やSNSから「見つけてもらいやすくする」マーケティング手法です。
ここで、オンラインにおけるマーケティングの分布を見てみましょう。
インターネットマーケティング
インターネットやE-mailに関するマーケティングです。インターネットを使ったWebサイトやSNS、メールマガジンなど、集客から販売までの全てを含めたマーケティングの総称です。
Webマーケティング
インターネットの中でもWebサイトに絞ったものです。「インターネットマーケティング」との境界線は一般的には曖昧で、総称して「Webマーケティング」と呼ばれることも多いです。SEO対策やPPC広告も、Webマーケティングの一部として扱われています。
コンテンツマーケティング
Webサイト内のコンテンツ(情報)を構築していこう、というマーケティングです。ユーザーにとって有益な情報を提供することで信頼を獲得し、「◯◯に悩んだらこのサイト!」という認識を持ってもらい販売へつなげるマーケティングです。
SNSマーケティング
FacebookやTwitter、Youtube、Instagram、LineなどのSNSを使って、顧客との信頼関係を強めていこう、というマーケティングです。「Facebookマーケティング」「LINEマーケティング」など、新しいSNSが登場するごとに「◯◯マーケティング」と名のついたマーケティングが登場します。
こちらは、それぞれのSNSのユーザー数とメインの属性です。
このマーケティングは「認知拡大」を狙う施策です。なので、集客に直接結びつくものではありません。それぞれ特徴はありますが、どちらかといえば、すでに一度購入してもらった顧客に対してよりファン度を高めてもらうことに向いているマーケティングといえます。
バズマーケティング
「話題になるようなキャンペーンや記事を作り、SNSを使って口コミを意図的に広めよう」というマーケティングです。WebサイトをSNSと連携させて一気に拡散できれば、一度記事を投稿しただけで数十万のアクセスに結びつく可能性があります。ただし、拡散はユーザー次第なので予想が立てづらい側面があります。
コンテンツマーケティングによく使われる手法の全体像
体験がいいのか? お客の声がいいのか? やっぱり価格が最強なのか?
あなたも数々の手法を取り入れてきたのではないでしょうか?1つの施策で購入してもらえるモノもあれば、複数が組み合わさって購入にいたる場合もあります。例えば、私が初めてセミナーに行ったときの流れはこちら。
↓
- Facebook広告で、ある本の動画広告を見た→衝撃。感動。
↓↓ - 商品を購入→良いことが書いてあった!家族に紹介し家族も購入。
↓↓ - メルマガでPodcastへ誘導→人と商品(セールスコピー)への信頼感。ワクワク感。
↓↓ - 無料セミナー参加→質問で期待値の300%くらいの答えが返ってきた→感激。
↓↓ - バックエンドの申し込みはしなかった。けれど「ファン化」。
↓↓ - つづく・・
購入までには複数の要素が絡んでいますが、どの手法が、どのような効果があるとされているか、目安として見るにはとても面白いです。
全体像、なんとなくわかったでしょうか?
あれも効果がありそう・・これも効果がありそう・・
ありすぎて結局どうすればいいか、わからなくなるかもしれません。けれど、全体図を見れば「自分がやっていることはコンテンツマーケティングのどの部分なのか」ということが、分かっていただけるのではないでしょうか?
このコンテンツマーケティングの全体像の図で面白いと感じたのは、感情的でも合理的でも、どちらの施策も購入に結びつく、ということです。
感情にとらわれない合理的なものでも、「これを作った人はいい人だ!」と心動かされた経験、あなたもあるのではないでしょうか?
自分の気質と合っているかも大きいですが、合理的なものに感情を動かされるということは作った人のセンスがいい、ということです。なぜなら、デザインだって合理的なものだからです(私はデザイナーでもあります)。どう見せるかのセンスに心が動かされるのと同じように、どう伝えるかのセンスや、作った人、発信する人の気づかいに感動するのです。
この全体像を見ることで、あなたの得意なことが、どのような影響力を持っているか分かるのではないでしょうか?
あなたのマーケティング活動に役立てば嬉しいです^^
PS
訳が間違っているかもしれないので、英語版も載せておきますね
コメントを残す