2017-01-12

なぜ絵に描くと実現するのか?

書いたことは実現する。
あなたは本当だと思いますか?

「思考は現実化する/ナポレオン・ヒル著」といった有名な本もあります。これは脳のメカニズムが関係していて、科学的に証明できるといわれています。

以前は本当かな?って思っていましたが
今は本当じゃないかな、って思っています。

お師匠さんもそう言っていたし、
実際、今まで実現していることがあるからです。

あなたも、“書く”ことはやってみたかもしれません。
でも、もっと良いのは“描く”ことじゃないかな?って思います。
なぜなら、強くイメージできたことが叶っているからです。

とはいえ、確証はありませんでした。

昨日手にした「スティーブ・ジョブス驚異のプレゼン(カーマイン・ガロ著)」の中に、こんな風に書かれていました。

アイデアを伝えるには絵がいい。コンピューターではなくナプキンを使おう。紙ナプキンの裏にスケッチをしてアイデアが大成功につながったりするのだ

なぜ、アイディアは絵に描いた方が成功するのか?
今回はそんなことを記事にしました。

なぜアイディアを絵に描くと成功するのか?2017_new_years_card

ビジュアル表現はとても強力です。
画像優位性効果という心理学の専門用語もあります。

・視覚による情報
・音声による情報

この2つは脳の別の「チャンネル」でまったく違う処理が行われていることが確認されています。つまり「聴くより視る表現の方が記憶に残る」っていうことです。

ひとの学び方は3種類に分けられます。

1. 目から吸収するひと…40%以上
2. 耳から吸収するひと…20〜30%
3. 体から吸収するひと…動いたり、触ってみたりすることで学ぶひと

だから、3種類全部のひとに対応するものがいいと言われます。

けれど、情報を話して聞かせただけの場合、72時間後、ひとはその10%しか記憶しません。
これに「絵を加える」と65%が記憶に残るのです。すごくないですか??

広告の専門家で自己啓発家でもあるポール・アーデンさんは、こう言っています。

人に知恵やユーモア(言葉)を与えるのはやめ、絵を描いてみせることをお勧めする。プレゼンテーションがビジュアルになるほど人の記憶に残るからだ

私が利点に感じるのは、絵は相手に伝わりやすいだけでなく自分の記憶にも色濃く残るってことです。

「思い描く未来」。これが漠然としていたら「それを達成した時の自分の姿」をイメージしにくいですよね?イメージできないものに向かって歩いていくことはできません。だから、物事を最短距離で達成するためには、それをはっきりイメージさせることが必要です。

はっきりしない物事を明確にするためには明確なイメージをすること。そうしたら間違わず、そこに向かっていくことができます。

ビジュアルは世界を変える

言語化は重要です。言語化できなければ行動できません。けれど、やっぱりビジュアルにもすごい力があると信じています。上記のようにイメージを鮮明に記憶できるからです。

例えば、私がお師匠さんの先生にお手紙を書くとき、必ずビジュアルをつけます。

お手紙なので、目標を書いたりプレゼンテーションすることとは違います。けれど、先生へのお手紙はプレゼンテーションだと思って書いています。

お手紙を書くときは大抵、感謝の気持ちとより良い未来をイメージしてもらうことを考えます。

簡単にいえば
「どうやったら喜んでくれるかな?」
ってことを、相手のことを想って書くだけ・・

今まで何度か先生にお手紙を書きました。
全部、ただ楽しんでもらうためだけに書きました。なぜ楽しんでもらいたかったか?

楽しくないのかな?って思ったからです。先生は毎日淡々と仕事をしています。だから成功できています。でも、それだけじゃつまらないんじゃないかな?

先生に日常とはちょっと違う、楽しい、ちょっとワクワクして欲しい。そう思ってお手紙を書いています。

先生が素敵な理由

先生の素敵なところは
自分に「できるんじゃないか」って思わせてくれるところ。
より良い未来を明確に具体的にシンプルに思い描かせてくれるところです。

ヒヨッコの自分がいうのもなんですが、先生は人間力があります。

もちろん、ひとを惹きつけるテクニックもあるかもしれません。けれど、そういうものは人間力があってさらに光るものじゃないかと思います。

先生の信頼感はピカ一だし、頭が良く独創的なアイデアがいつもすごいなと思います。

でも何より、自分は先生のためにできることがあるんじゃないかな?って思わせてくれるところ。
みんなと比べて能力のない自分でも、自分の居場所を感じさせてくれるところに感謝しています。

先生が明確なイメージをくれるから、私も終わりを思い描けるのです。想像で描いたとしても、それが記憶に残れば、うっすら気にかかるものです。

気にかかってしまえば自動的に「どうすればできるか?」って考えることができます。
できることが目の前に現れたり思いついたりします。ピッタリなチャンスも転がってきます。

もちろん「できる」って思ったのに、できないこともあります。そのときは「本当に申し訳ないな」って心の底から反省して、また学びます。

そうしていると次のチャンスがあったとき「今度はできる」って思えるのです。だから、失敗は恥ずかしいけれど良いものです。

私が好きな言葉の一つ。

良いデザインは失敗をバネにしたものから生み出される。出典:Appleのようにデザインするための5つの法則より

まとめ

一週間ほど前のブログの下書き。

「先生を見習って立派になりたい。立派になって先生に笑ってもらいたい。きっと笑ってくれる。私が立派になれれば。立派になれなくても、きっと笑ってくれるけど。だから、先生を笑顔にするため今年もがんばろー♪」

この世は「正解」じゃなく「好き」という気持ちでできています。

お師匠さんの先生が自分もできるって思わせてくれる。できるイメージをくれる存在でいてくれる。そんなことに心から感謝します。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
また見ていただけたら、うれしいです^^

 

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