楠瀬健之さんへ贈るDM
「広告はラブレター」
これはセールスコピーの師匠・楠瀬健之さんの投稿で一番気に入っているもののひとつです。
楠瀬さんのおかげで、広告の仕事を心から好きだ思えます。特に昔から好きなのは、DMです。
でも、レビューをもらうとやり直しばかり。全然、合格はもらえません。DMの奥深さ、まだ自分にはわかりません・・。
先日、「DMの目的のひとつは感謝を伝えること。感謝は相手との関係を維持するために、とても大事」って習いました。
私はずっと、お世話になった方に感謝を伝えられていないことが悩みでした。なので、感謝を伝えるDMを作ってみました。
コピーのスキルはまだまだ。でも、あなたにも役立つことがあればいいなと思ってこの記事を書きます。
なぜDMは素晴らしい広告メディアか？
DMのよいところは、どんなところでしょう？
- 手元に残る物を届けることができるところ。
- 紙特有の質感で五感に訴えることができるところ。
- 「あなただけ」の特別感を出すことができるところ。
WEBでのアプローチに比べ、DMは五感に訴える。これが大きな魅力です。
五感に訴えるというのは、わかりにくいかもしれません。自分も紙専門店を知らなければ、わからなかったと思います。
紙専門店には、圧倒的な存在感の紙があるんです。
五感に強く訴える紙とは？
この封筒は、竹尾（TAKEO）の「プライク レッド」という紙の封筒です。しっとりした独特の触感が、とても印象的です。
紙専門店・竹尾を知ったのは、美大に入学したばかりのとき。竹尾のかたが、紙の講義をしに来てくれたのです。紙サンプルをもらい、クリエイティビティを刺激する紙の素材に皆、夢中になりました。
その頃の私は今よりずっと感じる力が弱く、周りの皆ほど紙にのめり込めませんでした。
そう。不感症だったんです。美大に入ることだけを当面の目標に、機械的に絵を描いてきたんです。
その後、社会に出てだんだん感じる力がついてきました。ファッション関係の仕事がしたいと思うほど服好きになったり、インディーズバンドのライブを見に行ったり、趣味の創作にめり込んだからだと思います。
これからの時代、自己表現していくにはクリエイティブでなきゃ稼げない。誰でもできることでは稼げない。だからクリエイティビティを学べ。感じる力をつけてライブ感を持て by 長倉顕太
これは、キャラクターづくりを学んだ師匠の言葉です。わたしも、「クリエイティブと人間力が鍵かな」と感じます。少し難しく思えるけれど、意識すれば誰でも身につけることができると経験から感じます。昔はクリエイティブとかけ離れボーっと生きてきたわたしも最近、「クリエイティブですね」と言われるようになったからです（ライターとして仕事をしているのに・・です）。
どうすればクリエイティブになれるか？人間力を身につけられるか？
人間は環境に左右される生き物です。クリエイティブのあるひと、人間力のあるひとの近くにいることが一番です。
沢山の紙を見て触ることは、クリエイティブを刺激してくれます。新しい発想をしたい方に、おすすめです。神保町の竹尾・見本帖本店は２階で展示もやっているので、行かれるときは是非チェックしてみてください！
紙の価格は高め。前回、買い物したときの価格は
- 封筒１通：５０〜８０円。
- A４サイズの紙１枚：３０〜２６０円。
高い紙にプリントしてインクが乗らなかったり、にじんだりもしょっ中です。でも、とても楽しいです＾＾
DM裏面
DM裏面はアンディ・ウォーホル風にしました。ポップで可愛い。なぜアンディ・ウォーホルか？っていうと、長倉顕太さんが「アンディ・ウォーホルに憧れて若者のためにファクトリーを創ることにした」っていっていたからです。
学生時代、シルクスクリーンの授業でウォーホルのように自分の顔のポスターを作ったことを思い出します。当時から、顔を素材にすることが多かったです。モノクロのアイキャッチが好きだったけど、カラーもポップで可愛い。
「僕を知りたければ作品の表面だけを見てください。裏側には何もありません」と、徹底し「芸術家の内面」をなくし表面的であろうと努めた。
彼は有名なものへの愛情を隠さず、スターや政治家や事故、流行品をしばしば画題に取り上げ、それが有名で皆も自分も大好きだからだと理由を述べた。
by アンディ・ウォーホル
このDMも、ウォーホルの言葉通りです。
DM表面１
表面も、ポップに。
セールスライターの師匠・楠瀬さんからは過去２回、卒業したことがあります。
だから、長倉顕太さん著書「超一流の二流を目指せ」の中で紹介していたチャールズ・ブコウスキーの
本当に生きるためには何回か死ななきゃダメだ
って言葉が刺さりました。
死を意識できなきゃ、生も意識できない（by長倉）
本当にそう思います。だからDM本文に書いた、「楠瀬さんがいてくれて本当によかったです」っていうのは心からの言葉です。
DM表面２
２枚目はコピーと関係なく作ったもの。
起業家の方は、ヒーローの王道ストーリーを分析することも多いですよね？みんな、ヒーローのストーリーは大好きだから。私はヒーローも好きだけど、アンダーグラウンドなヒーローに惹かれます。
「人気はないけど、僕は好きなんだよ」
っていうハイロウズの映画って曲が好きで、とても共感します。あなたは、どんなヒーローが好きですか？
同封のプレゼント
（１）バッチ
２０１６年１月に作って、まだ誰も見たことがない販促。
黄色の紙は「クラシコ パール イエロー」。キラキラのトレーシングペーパーです。
プリントしたら、インクが乗りませんでした。でも、素敵すぎる紙。又買ってしまうと思います。１枚260円だけど。インク乗らないけれど。
これらは、お気に入りの文具メーカー・ミドリのミニ封筒に入れて。３年前に買った４５色入りの封筒は廃盤。さみしいです。。
（２）ポストカード６色セット
アンディ・ウォーホル調だけあって、DMは色違いも全部可愛いです。メモにはイラストを。イラストって可愛く描くのは難しいけど、手書きイラストがちょこっとあるだけで、断然可愛いです。
まとめ
いかがでしたか？私は作って楽しかったのだけど、送った方にも、見てくれたあなたにも、ちょっぴり楽しんでもらえたらうれしいです。
楠瀬さんのDMと一緒に楠瀬さんの事業をサポートしている親泊さんにもDM（ハガキ）を出しました。
どんな内容のDMだったかは、又の機会に紹介するかもしれません＾＾
P.S.
楠瀬さんが社長向けの塾（グループコーチング）を完全無料で始めました（サポート期間：90日間）。
楠瀬さんのセミナーは面白いです。でも、今までバックエンドを強引に売られたことはありません。むしろ、かなりそっけない。
楠瀬さんから受けられる無料コーチング。あなたが世の中に価値提供している社長さんなら、ぜひ参加してみてください。困っていることがあれば、すぐ問題解決してくれます。
セミナーに参加して質問すると、期待を３００％上回るくらいの答えをくれて感動します。特に楠瀬さんの発信を見て面白いと思ったことがある人は相性が合うと思うので、ぜひこの機会を逃さないでください＾＾
楠瀬健之：プロフィール
セールスライター・マーケッターとしてダイレクトレスポンス・マーケティングを数々のクライアントで実践。DM・FAX-DM・オリコミチラシ・インターネットなど様々なメディアを活用し、営業せずに自動で売れ続ける販売モデルの構築を得意としている。
現在はダイレクト出版株式会社のビジネスパートナーとして、ダイレクトレスポンスマーケティングの世界的権威であり、世界一の億万長者メーカーと言われるダン・ケネディのビジネス構築を日本に普及させる活動をしている。「NOBSマーケティングニュースレター」や上級コピーライター向けプログラム「スパイ・ダンケネディ・コピー」など日本向けローカライズの解説や、上級顧客向けプログラム「ザ・レスポンスマスターマインド」年間コーチングプログラム「ザ・レスポンスコーチング」の講師としても活動中。
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