2016-08-20

失敗したけれど成功した誕生日プレゼント【北岡秀紀さんへのDM】

「普通に考えれば最悪の事態に、実はチャンスは転がっている」

ということがあります。

今回は、怒られたけど笑ってもらえた誕生日プレゼントをシェアします。もちろん、怒られることも、笑ってもらえることも、想定してやりました。

WEBコンサルタント養成講座に参加していたときのことです。講師・北岡秀紀さんに「お誕生日メッセージを書こう!」と思い立ちロフトをプラプラしていると北岡さんカラー(緑)のメモ帳を発見!

「お誕生日メッセージをメモ帳に書こう!」と思って購入しました。

今までにない誕生日プレゼントを

北岡さんにはやっぱり高級メモ帳かな・・という発想もよぎりました。でも、相手に気を遣わせず、みんなが気負わず書ける普通のメモ帳がいいよね、と正当化し購入したメモ帳がコレ。

birthday_memo

最初、先生のブログや本を読み返し感想を書こうかな?
先生の良いところを100書こうかな?と考えました。

でも、一人で沢山メッセージを書くと・・気持ち悪いファンになるかもしれない。そう思い

「そうだ!WEBコンサルタント講座参加者の皆にも書いてもらおう!」と思いつきました。その方が面白いし、楽だし。

※ただし・・あなたも想像できると思いますが、これが許されるのは「ゆるい環境」です。

 

問題は、メッセージを書いてもらう時間が限られていることです。「講師へのメッセージ」といったら真剣に考えてしまい、時間がかかってしまいます。

で、短時間でなるべく多くの人に書いてもらうにはどうすればいいかな?と考えました。

解決策として思いついたのは、そう。

テンプレートをつけることでした。

 

テンプレはこちら↓

birthday_memo

ドラえもんを描いてもらうためのテンプレート。
ハードルを下げるため「これなら描けそう!」と思うドラえもんを。

 

ドラえもんなら皆一回は描いたことがあるだろうし、
講座に参加しているコンサルタントや社長の描くドラえもんは、どんなドラえもんだろう?とワクワクしました。下手であれば下手であるほど面白いな・・

(よく考えれば、そんな恥ずかしいことしたくないと想像できるのですが)

なぜドラえもんか?といったら、そのころ私の北岡先生のイメージキャラクターが「問題解決型ロボット・ドラえもん」だったからです。

思いがけず皆、真剣になってくれた

講座の休み時間。
1つ目の失敗に気づいたのは、メモを回してすぐのことでした。

最初に回したAさんが
「ドラえもんは描けないよー」って言ったのです。

「ドラえもんを描けない人が描くドラえもんが、良いんですよ」と言ってみましたが、「昔から絵心がないんだよ」ということで、「書けることでいいですよ」と答えました。

休憩時間は10分。1回目の休憩中、2人目に渡すことができました。
沢山の人に書いてもらうのは難しい・・、と思いましたが気を利かしてくれ、講義中メモは回っていました。

先生にバレたら怒られそうだな、と思いながら(バレていましたが)とっても、ありがたかったです。

2人目の人も、
3人目の人も、

書いてくれた方全員がテンプレのドラえもんではなく
先生への真面目なメッセージを書いてくれました。

この時になって
せっかく皆が真面目なメッセージを書いてくれるなら
普通のメモ帳じゃなくて立派なメモ帳にしておけばよかった、
と後悔しました。

ただ、短い時間で沢山の方に書いてもらうことを考えると
やっぱりこのメモ帳でよかったかもしれません。

講座をサポートしてくれる
齋藤陽介さん。
西埜巧祐さん。
桑原志津香さん。

この3人の方々に相談なく回してしまったので
「勝手なことして怒られるかな・・」とドキドキしました。

でも、3人共とっても心がこもったメッセージを書いてくれたのです。書いてくれた皆様のメッセージは、次回記事でシェアいたします。

 

私がしたことは、講義を目的に来たみんなの時間を奪ってしまうこと。だから、正しくはないです。

でも、お誕生日をお祝いしたい「愛」から始まったものだから、あたたかな協力が得られたのだと思います。

 

懇親会の時間、北岡先生と仲良しのサロン集客コンサルタント齋藤さんが

「メモ帳、いつ渡すんですか?誕生日はたくさんプレゼントが届くから早めに送った方がいいですよ、埋もれちゃうから。僕はもうモンブランの手帳をあげましたよ。いつも、何が欲しいかな?って考えてお誕生日じゃなくてもあげちゃうんです。

と話してくれました。この考え方とっても参考になりますよね?

西埜さん、桑原さんも帰りがけに
「北岡さんは早い方がいいですよ」
「スピードが命ですよ」
と、アドバイスをくれました。

皆さま、本当に良い方でした。

戻ってきた手紙

2つ目の失敗に気づいたのは、講座の翌日。
北岡先生の会社、ひみつきちJさんにメモ帳を発送した後のことでした。

「せっかく沢山のメッセージをもらったのだから
スキャンしてニュースレターの材料にすればよかった・・」と後悔しました。

先生が開封する前、スタッフさんに送り返してもらおうかな?とも考えました。

でも、幸運なことに
封筒をPPに入れて送ったら表面がツルツルで切手がはがれてしまい、料金不足で家のポストに戻ってきました。

おかげで、みんなのメッセージをスキャンすることができました。

birthday_dm

今回、特別感を出すために封筒は手作り。使ったのは、文具メーカーミドリのカレンダーとシールです。人と違うことをするにはどうするか?考えて文具売り場にいくと、アイディアが生まれます。

戻ってきた手紙を読み返したら反省ばかりで暗かったので、お誕生日に暗いメッセージはないよね、と思い明るく書き直しました。

hideki_kitaoka_letter

コピーライティングの秘訣

DMを作ったらまずは試作として完成品を自分自身に送ってみること。実際に自分で郵送で受け取り読んでみることによって見えてくるものがある by ダン・ケネディ  究極のセールスレターより抜粋

作ったらまず、自分自身に送ってみること。ケネディは郵送で受け取った後、さらに数日寝かせるそうです。冷静かつ、客観的に見れるように。さらにさらに、コピーを書く人に見てもらうそう。

ダイレクト・レスポンス・マーケティングの世界的権威といわれるダン・ケネディでも、(だからこそ?)テスト前に何度も確認するんですね。

冷静であること。客観的であること。専門家に見てもらうこと。感情を込めて書き、冷静に編集すること。 by ダン・ケネディ

これがレターの秘訣です。

怒られても、いいよね?

3つ目の失敗は
再度プレゼントを発送するために郵便局に行く途中、
講座参加者の方からのメールで気づきました。

金曜の朝10時だったので
「仕事中にどうしたのかな?」と思って見ると
「今日の北岡さんのブログ見ました?」
と書かれていました。

どうやら北岡さんのブログ
お誕生日の寄せ書きした生徒の話に触れ
怒っているようです。

「講義中、生徒が寄せ書きを回していたら
私なら出禁にしますね」と書いてありました。

 

さすがスピードが命の先生。
まだ先生に渡していないのに、早いです。

最初、これを読んだとき
先生の気遣いだな、と思いました。
もちろん怒られているのですが。

web_consultant_news_letter

ダメなことをダメという。愛でもありますよね?
だって存在の承認です。

会社で働いていたころよく
「怒られているうちが華だよ」
って言われました。

「怒ることはエネルギーがいることだからね」って。

尊敬するプロデューサーさんも
「いうのはめんどくさい。いわないにこしたことはない」
と言っていました。

大人になっても怒られる自分は
又、エネルギーを使わせてしまったな、と
申し訳なく思っています。

でも、怒られることを覚悟でやったので
正直、講座を出禁になってもいいと思いました。

 

北岡先生の講座に参加してやり遂げたいと思ったこと。
それは、メルマガ、Podcast、動画でいつも良いことを教えてくれる
北岡さんへの恩返しです。

何の力もない私に何ができるかな?って考えたとき
先生が今まで感じたことのない体験で
新しい感情を味わってもらえたらいいな、って思いました。

だから、自分のことは本当にどうでもよかったんです。

でも、
自分はおかしいのかな?間違っているのかな?
と反省もしました。

北岡さんがブログで伝えたかったことを理解することが
一番、大切なんだろうな。深刻に受け止めなければ・・

 

と思ったらご飯が喉を通らなくなりました。
(※女子ならわかると思うのですが、ちょっと痩せることは嬉しいことでもあります)

暗い気持ちのなか参加したのが、ダイレクト出版の「リストブランディングコース」の講座です。

懇親会の席で、講師の寺本隆裕さんや山田光彦さんにこの件を相談するチャンスだ!と思いました。不謹慎ですが、めちゃめちゃラッキーと思いました。

寺本さんは笑いながら
「それは重たい話やね・・」と深刻になってくれ
真剣に北岡さんへの謝り方を考えてくれました。
贅沢ですね。めちゃめちゃ良い方でした。

山田さんに相談したのは別のことで、
「師匠が2人いる、というのは良いですか?」と相談したときの答えが印象的でした。

私は
A師匠:自分を助けてくれる方(自分が助けるなんて恐れ多い方)
B師匠:自分が助けたい方
と話しました。

AさんとBさん、どちらか一人を師匠に選ぶとしたら
どちらを選んだら良いですか?

山田さんからのアドバイスは
「助けたいと思う、Bさんがいいんじゃないですか?」
ということでした。

 

なるほど😳!と思ってあるコンサルタントさんに話したとき
「Aさんを助けることも、できるんじゃないですか?」
といわれました。

確かにそうかもしれない・・
発信をするだけでも、役に立つことがあるかもしれません。

人と話すと自分の狭い考えが広がり、大きな気づきをもらえます。
相談できる方がいるというのは、ありがたいことですね。

 

それに最近、自分はとても思い上がっていたと感じます。
B師匠を助けたいと思っても
実際は助けられているばかり。

自分なんて本当に、ちっぽけな存在です。

でも、だからこそいいんです。
自分の力なんて、大したことないってわかっているから
他人を心底、尊敬できるし
他人の力を借りた方が大きなことができる、って思うんです。

山田さんにアドバイスいただいたときから
「仕事で助けたいと思う人」はどんな人かな?とよく考えます。

あなたが助けたいのは、どんな人ですか?

寺本さんのアドバイスを聞いたあと
北岡さんのオフィスにFaxを送りました。

hidekikitaoka_fax-dm※このイラストがNGなことは、わかりますよね??念のため。

どうしても真面目になれなくて先生に申し訳ないのですが
これはこれで、よかったと思います。
反省しすぎると暗いから。

(その後作成したニュースレターは、暗ーくなって書き直しました)

まとめ

私も大人になって怒られたくはないですし
むしろ褒められたいです。

でも「それでもやった方がいい」
と思えるものには熱量があるので、
最終的には喜んでもらえるものになる、って信じています。

hideki_kitaoka_photo

つづく

次回、初めて作ったニュースレターを紹介します^^。みてくださったらうれしいです。

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